pdamemo’s blog

プログラマとして定年を迎えて2年目に突入しました。(満37才)これからは自分がやりたかったことに挑戦しつつ少しでも社会に恩返ししていきたいです。そんな日々をつづっていこうと思います。

Azure CLI メモ

Azure CLI メモ

Azure CLI をインストール

Windows

MS のサイトから MSI インスーラをダウンロードしてインストール
git bash を使う場合、 %userprofile% に .bashrc ファイルを作成し、以下の内容を記載する

alias az='az.cmd'

※同じ場所に .bash_profile も必要みたいだが、 Git for Windows が自動生成してくれる。なぜ必要かはまだよくわかっていないorz

macOS

Homebrew からインストール

brew update && brew install azure-cli
Linux

UbuntuDebian でインストールスクリプトを使用する場合

curl -sL https://aka.ms/InstallAzureCLIDeb | sudo bash

動作確認

正しくインストールされたかを確認する

az --version

Azure にログイン

Azure CLI から Azure のリソースを扱うには、まず Azure にログインする必要がある

az login

デフォルトの Web ブラウザが起動し、 Azure のログインページが開かれる Azure を使用するアカウントを選択する ブラウザが自動で開かない環境の場合は、次のコマンドを使い、デバイスログインする

az login --use-device-code

ログインが成功すると、ブラウザを閉じて良いという旨の内容が表示される

Azure からログアウト

ログアウトする場合は次のコマンドを実行する

az logout

サブスクリプションの確認と選択

ログインしたあとは、デフォルトで使用するサブスクリプションを指定する

az account list           # JSON形式
az account list -o table  # テーブル形式

isDefault: true となっているサブスクリプション情報が、アクティブになっているサブスクリプション -o は --output のエイリアスで、表示形式を変更することができ、多くの Azure CLI のコマンドで使用可能 引数は table だけでなく、tsv や yaml、jsonc(色付きJSON形式)が使える

デフォルトに設定されているサブスクリプションの情報のみを表示させたい場合は、次のコマンドを実行する

az account show

複数使用できるサブスクリプションがあり、デフォルトを別のものに変更したい場合は、az account set のコマンドを使用する まず、az account list で、使用したいサブスクリプションの id もしくは SubscriptionId を確認する 続いて、次のコマンドを実行する

az account set -s <subscriptionId>

オプションの -s は --subscription のエイリアス 最後に az account show や az account list で、デフォルトのサブスクリプションが正しく変更されているか確認する

これでサブスクリプション内の Azure リソースにアクセスできるようになる

コマンドのヘルプと見つけ方

コマンドのヘルプ

コマンドやサブグループの一覧、その説明を表示させるには、--help もしくは -h 引数を使用する

例えば、az weapp のサブグループやコマンドは、次のように調べる

az webapp --help
コマンドの解説や使い方を表示

az find を使用すると、ドキュメントなどから指定のワードに一致する内容を表示してくれる

az find webapp
リソースの作成

リソース作成を体験する例として、新しいリソースグループと、Azure Functions を作成する
Azure Functions はサーバーレス環境を提供するサービスで、HTTP やメッセージ追加やタイマーといったイベントをトリガにして起動するプログラムをホストする
Azure Functions はストレージアカウントも使用するので、先に作成する

storageName=teststorageaccount$RANDOM
functionAppName=testfuncapp$RANDOM
rgname=test-rg

az group create --name test-rg --location japaneast

az storage account create \
--name $storageName \
--location japaneast \
--resource-group $rgname \
--sku Standard_LRS

az functionapp create \
--name $functionAppName \
--storage-account $storageName \
--consumption-plan-location japaneast \
--resource-group $rgname

Azure CLI 上から、作成されたリソースを確認する

az resource list -g $rgname -o table
リソースの削除

次のコマンドで、作成したリソースグループごと削除できる

az group delete -name $rgname